妊活には魚と肉どちらがおすすめか?

肉と比べて魚のほうが体にいいと、肉を遠慮して魚ばっかり食べるようにしていないでしょうか? 当たり前ですが魚には何種類もの栄養価があります。魚にたくさん含有されるオメガ3不飽和脂肪酸は、血液をさらさらにして、生活習慣病を食い止めることが認められていますし、うつといった精神的疾患やアルツハイマーの予防にも効果が期待できます。一方、肉と言ったらカロリーが高いのみならず、コレステロールもたくさんあって、健康に良くない印象かあるかもしれません。実際のところ、肉の脂身のところは当てはまりますが、赤身のところはカロリーが低く、身体の中で重大な影響を及ぼしてくれます。ですから妊娠したいなら、ぜひ摂り入れて欲しいのが赤身肉なんです。赤身肉の素晴らしい点は、何と言いましても鉄分の豊富さです。女性には月経があるので、男の人と比較した場合、鉄分を失いやすく、絶えず貧血の傾向が高いと言っでも言い過ぎとは言えません。子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの疾患で、経血量がいっぱいになって、貧血が生じてしまう方も見られます。貧血の方には好転のために鉄剤を処方されるのですが、鉄剤は吸収されづらく、直ちには効果が感じられないの可能性もあります。効果的なサプリメントもあります。それが美めぐり習慣です。

肉に含まれる鉄分はヘム鉄と呼ばれて、植物に含有される「非ヘム鉄」と比べ、5~10倍も吸収率がいいのです。鉄分が不足していると卵子の質がダウンし、妊娠率もダウンすることが確認されています。そういう理由で魚ばっかし口にしないで、肉もしっかり食べて、鉄分を体内に取り入れてもらいたいのです。野菜にも鉄分は含有されますが、かなりの量を摂取しないと十分に摂れませんし(ほうれん草1束に含まれる鉄分と豚レバー30gに含まれている鉄分がほぼ同じ)、非ヘム鉄だから、肉と異なって吸収も良いとは言えません。鉄分は肉から摂取するのが一番実効性がよいのです。素材別に見てみると、豚や鶏のレバーには鉄分がいっぱい、牛肉の赤身にもたっぷりと含有されています。魚介類ではあさりにヘム鉄が多く含有されています。余談ですが、鉄が一度に取り込まれる量には制限があり、たくさん摂取したところで排出されてしまいます。肉に鉄分がたくさん含有されるからといって、一回でたくさん口にすることは必要ありません。